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古澤巌の気まぐれ通信20200131

TFCが終わり沢山の皆様に日向までお出で頂きました。ありがとうございます。長年東儀君との狩衣も最後でした。たぶん97年位から毎年やってきたように思います。日本最古、世界最古の音楽に出会い、知りたい学びたい。ロングトーンは篳篥を聞かなかったら出来るようにはなりませんでした。そして様々な奏法も、それまでの弾き方では全く篳篥とは合わなかった為、生まれてきたものです。東儀君は自分とは真逆で何事にもとらわれない自由な発想で音楽に取り組んでいて。小さい頃から謎ばかりを抱えてきた自分は、また出会う謎解きの繰り返しのおかげで、表現の幅が広がった様に思います。クラシック音楽では出てこない表現でしたが、逆に、クラシック音楽に、今ではその全てを使っています。自分の決めつけた枠から、自分で出て行く。無駄な動きの積み重ねですが、そんな風にしか前に進めない自分なのでしょうか。cobaさんは自分のやりたい事があるらしく、散々引き留めましたが。記念に最後に今回の新曲は必ずアルバムに入れて貰います。次の会報ではTFCに代わる新しいグループが発表されます。また東儀君は一緒ですが、今までとは全く異なる演出、6人組形態で登場します。初めての試みには慣れているつもりでも、本当に皆さんに気に入って頂けるものは何から生まれてくるのか…。cobaが産んだ予想外のパワーが我々を導いたのは人生最大の驚きでした。もっと驚きを求めて挑みたいと思います。 昨日前橋NHKインタビュー撮影があり、大泉文化むら30周年を振り返るテーマで話を聞かれて(2月3日放送予定)。何もわからず道なき道を来ましたが、とにかく自信があった。あの頃は。だからお客様もついてきて下さった。還暦を迎え、どこかに、さあこれから楽に生きられたらいいな的な自分がいた事に気付き。 「お客様は来て下さらない」。 飯田商店の厨房の柱に貼ってある言葉です。肝に銘じて今日を生きようと思います。

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